6月の19日から5泊6日で、国内旅行に行ってきました!
コロナで国外旅行はかなり制限されていたので、この際に自分の住んでいる国を探検しようね と夫とワクワク。
交通手段は車とフェリー(車ごと)のみです。
車で旅行する人の参考になればいいなー。
では早速1日目の旅から!
6:25 出発
旅行前は、家をピカピカにしておきたいタイプなので、夜中までかかって片付けと掃除をしました。
帰ったときにお家がピッカピカだと、何とも言えない幸せな気持ちになれますよね。
それにしても眠い・・・
家からスタートして、Bergen方面へ向かいます。
7:41 SundvollenのSPAR
お腹がすいたので、何か買うことに。
世界で一番おいしいと銘打ったverdens beste kanelbrød(シナモンブレッド)を2つとBoble(スパークリングウォーター)を購入。
おっきいSPARで楽しかったー!
シナモンブレッドは、めーっちゃ甘かったし、ベトベトしたけど、ふかふかでおいしかったです。
世界一ではないかな?笑
7:54 Parking Vertshus
日本で言う道の駅/サービスエリア。
前にTyrifjordenをボートでぶらぶらしてた時に見つけて、ボート駐車してそのまま行けるから便利だなーって気になってたところ。
時間が早すぎてCircleKしか開いてなかったのが残念・・・
といってもPizza Banerenがあるぐらいで、たいして何もないんだけれど。またの機会かな。
8:24 YX Hallingby
コーヒー休憩!夫も私もセブンイレブンカップを持っているので、ガソリンスタンド併設のセブンイレブンとYXで、好きなホットドリンクを好きなだけ飲むことができます。
今年はCoopのメンバーディールでカップ2つを400krぐらいで買えたのでラッキー。来年になるまで使えます。
09:01 ValdresPorten Kro og Motell
こちらも道の駅みたいなところ。
古い時代のノルウェーを少し感じることができます。
大きいムースの像と、動物のはく製、地元産の製品なんかがあって、大人も子供も楽しめる場所だなーと思いました。
お料理は、Googleでの評価がとっても悪かった(特に値段面で)ので、食べませんでした。立ち寄っただけ。
このあたりから周りは森と川と湖。ノルウェーの夏を感じる事ができます。
10:17 KIWI Aurdal
コーヒー&お手洗い休憩。
この日の夜ご飯は自分たちで料理することに決めていたので、ここでラム肉を購入。地元のお肉製品がたくさん売られてて、良い感じのKIWIでした。
外の景色もきれい!緑!
10:41 Valdres Folkemuseum
ここは美術館に道の駅(レストラン)が併設されているようなところです。
車内冷蔵庫に入れたラム肉を心配しながらも、探検探検!
開館10分前だったけど開けてもらえました。
オスロにも民族博物館はありますが、個人的にはこっちの方が好きかな。
ノルウェーの昔の楽器(音も聞ける)や、民族衣装のBunad、昔のKiosk、リレハンメルオリンピックの開会式の衣装、キングハラルド5世のスピーチなどとにかく楽しかったです!
地元の小学生たちも来てて、楽しそうに外で遊んだり、おひるごはんを食べたり走り回ったりしていました。
スピーチの有名な部分はこちら。私は聞いたとき涙がでました・・・
Norwegians are girls who love girls, boys who love boys, and girls and boys who love each other. Norwegians believe in God, Allah, the universe and nothing. It is not always easy to say where er are from, what nationality we are. Home is where pur hear is – and that cannot always be confined within national borders.
ひととおり博物館を見たあとは、レストランMunkekroenでランチ!
日替わりスープ、サンドイッチ、パスタなどいろいろある中から、ラム肉のバーガープレートとエビのサンドイッチを選びました。
サンドイッチのパンもびっくりするぐらいおいしかったし、このラムのハンバーグも美味しかった!
ラムだけど、臭みというよりゲーミーな感じの香りと味。
リゾットも野菜たっぷりで、じゅわじゅわして絶品!
普段ノルウェーのご飯食べて感動することはとっても少ないんだけれど、これは予想を上回っての高評価です。
近くに来たらまた立ち寄りたいなー。
13:25 Missing activity
ここからは田舎過ぎるのか、山だからなのか、Google timelineが記録してくれず。
こんな感じのきれいな景色の中をひたすら進みます。
13:42 Vangsmjøse
今回の旅行の中で1,2を争うぐらいの絶景に出会ったー!
風もなくて、湖が全部鏡みたいになっていました。
ウユニ塩湖ノルウェー版みたいな感じ?(言い過ぎ?)
1日目にこんなハイライト来ちゃっていいの・・・?とちょっと心配になりました。
ちなみに、ここで釣りざお垂らしてみたけど全く釣れませんでした。
こういう素敵なサプライズに出会えるから、車の旅行は最高!
14:14 Øvre Smeddalsvatnet
Filefjelltunnelen(トンネル)を抜けたら雪国でした。
(ほんとはトンネル手前からちょっと雪あったけど)
これもびっくり!6月下旬なのに雪があるー。
ちなみに、ノルウェーには富士山とか御嶽山ほど標高の高い山はありません。
2469mのGaldhøpiggenが一番高い山。
そんなノルウェーでこの時期に雪山が見れるなんて・・・
しかも名前もないような小さな山なのに。さすがノルウェー。
14:40 Borgund Stave Church
1200年ごろに建てられた教会。
ノルウェーに現存する28のスターヴ教会の中で、最も保存状態が良い教会だそう。
スターヴ教会というのは、支柱と梁で構成された中世の木造教会です。
屋根には、キリスト教にとって悪魔の象徴であるドラゴンのモチーフがあります。
バイキングの時代、人々は、世界は平らでドラゴンが飛び回っている と思っていたんだとか。
バイキングと教会の関係が垣間見れて面白いですね。
そして、何とここ、アナ雪のエルサの氷の宮殿の舞台です。
そういわれるとてっぺんが似てるような似てないような?
ぜひ実物を見て確かめてみてくださいね。
15:15 Borgundstunnelen
トンネルを抜けてLærdalselviで休憩を兼ねて釣り~。
夜ご飯は順調にラムステーキになりそうです笑
このあたりの景色も、いかにもノルウェーという感じ。
勘の良い方ならお気づきかもしれません。
Lærdalといえば、世界で一番長いトンネルで有名ですね。
24.51㎞もあるこのトンネルは、中で写真を撮ったり結婚式をすることができます。
通過するのに20分ぐらいかかるので、ドライバーの負担軽減のために6キロおきに色鮮やかな照明で照らされた区間が設けられていますよー。
個人的に感動したポイントは、ここノルウェーで5年でこのトンネルが完成したこと・・・。
(ノルウェーでは4人や5人という少人数でトンネルを作ることが多いので、平均サイズのトンネルでも20年以上かかる場合が普通です。)
でも私たちはこちらのトンネルにはいかず、
ノルウェーに18あるscenic routesのひとつ、Aurlandsfjelletへ。
これが公式サイト?の写真ですが、全然こんなんじゃなかった!
理由はのちほど。
15:35 Aurlandsfjellet
細くてガタガタした道を登りはじめます。
運転に自信ない人はやめた方がいいと思う。怖い。
しばらく登ると・・・
ででん!黒部にはかなわないけど雪の壁です。
15:56 Vedahaugane
これが公式サイトと同じ場所で撮った写真!全然ちがうでしょ?
あのカーブしたベンチは除雪されていたけれど、他は雪!雪!雪!
半袖+サンダルで雪の上を歩くって変な感じでした。
5歳ぐらいの子供がこけてわんわん泣いていたので、みなさんも足元には気を付けましょう。
16:10 Flotane
かの?有名な建築物(トイレ)です。
ノルウェーの観光地のトイレ、特に人里離れた場所のトイレは正直気持ち悪いぐらい汚いので、個人的には外から見てるぐらいがちょうど良いです。
写真撮り忘れたので借りました。
近くのFlotvatnetで釣りをしたい人向けのフィッシングカードが売られています。
無人販売。ノルウェーあるある。
窓全開で気持ちよく雪山を駆け抜けます。
空の青さと雪の白さのコントラストがまぶしいぐらいきれいでした!
そして、ふもとに差し掛かると、ヒツジがいっぱい!
カウベル(シープベル?)の音色が牧歌的で何とも心地よい。
のびのびと幸せそうに暮らしてるヒツジたちは、とっても愛らしかったです。
夜ご飯にお友達をいただきます。ごめんね・・・
16:45 Stegastein viewpoint
この景色は見たことある人も多いのではないでしょうか?
フィヨルドのカーブのあたりとか、 Geirangerとよく似ています。
大きなフィヨルドを見るたびに、自然って雄大だなーすごいなー と思うと同時に、どうすればこの美しい自然を守れるんだろうかと思い悩みます。
ノルウェー人が環境に対しての意識が高いのは、身近に自然があって、それに感謝し、次の世代に伝えていく必要性を日々感じるからなんだろうなーとも。
ちなみに、ここのビューポイントにあるちょっとおしゃれなトイレの窓からもフィヨルドを見渡すことができますよー。
(案の定トイレはきたなかったらしい…)
観光バス等で来られる方は、世界一のトンネルを通り、Flåm側からこのビューポイントに行くという往復ルートをとります。
17:30 Aurland
今夜の宿にチェックイン。
人生で初めてAirbnbを使って予約してみました。
フィヨルドが見渡せる絶景の宿。
こぢんまりしながらも、とっても清潔で快適なアパートです。
18:30
シャワーと昼寝をしてからFlåmに行くことに。
Flåmは人口わずか300人ほどの村で、フィヨルド関連の観光産業が収入の大部分を占めています。
お土産屋さんやカフェはほとんどしまっていましたが、ラッキーなことにBryggeの中にパン屋さんを発見!
閉店ぎりぎりだったので、パンの詰め合わせをお得に購入することができました。これで150kr。
Flåm版Too good to goだな。
このパン屋さんのパン、とーーーーーーーっても美味しかったです!
ノルウェーのパン屋さんの中で、間違えなく私的1位!!
過去にノルウェーで1位と言われている、Lom bakeryにも行きましたが、絶対にこのパン屋さんの方が上!
特にサワードウブレッドと、クロワッサン、デニッシュ生地全般がおいしかったです。
バターの豊かな香りと、もっちりとした触感、ちぎると繊維がにょーんとのびるあの感じが素晴らしかった!
この旅行以来、他のお店でクロワッサンを買っても、全然満足できません…
パンのためだけにFlåmにもう一度行きたいなーと、パンを買うたびに思っています。
パンの話はここまでにして、
ビール好きの方は、ブルーワリーの運営するレストラン Ægir bryggeripub がおすすめ!
観光シーズン前なのに、たくさんの人であふれかえっていました。
普段はシャイだけど飲むと陽気になるノルウェー人達でいっぱい!(ちょっとこのあたり日本人と似ていると思う。)
1階のレストランと地下のパブのどちらも楽しそうでしたよー。
レビューもぜひ見てみてくださいー。
20:30
宿に戻って夜ご飯を作りました。
ノルウェーで、大都市以外を長期間観光される方は、自分でお料理することもぜひ候補にいれてみてください。
日本のように、コンビニが至る所にあったり、安くておいしいごはん屋さんがあったり…
ということはありません!
スーパーでお惣菜でも買えばいいや…もほぼ無理です!
スーパーがない もしくは、お惣菜なんてない という場合がほとんど。
外食、特に夜ご飯は、同じぐらいの量と質ものを食べようと思うと、日本の2倍から3倍、飲むのが大好きな人は4倍程度みておくと良いと思います。
ちなみにノルウェー人は長期間国内旅行をする場合は、キャンパーバンを借りて、自炊をしながら旅行します。
できあがった夜ご飯はこちら。
フィヨルドに沈む夕陽を眺めながらおいしいパンとラムを食べる。
何とも幸せな時間でしたー。
イベント盛りだくさんの長い1日はこれでおわり!
お付き合いくださいありがとうございました。
2日目に続きます。